“魚族”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎよぞく33.3%
うろくづ33.3%
いろくず11.1%
ぎょぞく11.1%
さかな11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天涯(てんがい)渺茫(べうぼう)たる絶海(ぜつかい)の魚族(ぎよぞく)は、漁夫(ぎよふ)の影(かげ)などは見(み)た事(こと)もないから、釣(つ)れるとか釣(つ)れぬとかの心配(しんぱい)は入(い)らぬ、けれど餘(あま)りに巨大(きよだい)なるは
車窓に蘆(あし)の葉がなびき、底石の青苔や、御遊泳中の魚族(うろくづ)の鱗(うろこ)のいろも手にとるように見える。
楽しげに銀鱗(ぎんりん)を翻(ひるが)えす魚族(いろくず)どもを見ては、何故(なにゆえ)に我一人かくは心怡(たの)しまぬぞと思い侘(わ)びつつ、渠(かれ)は毎日歩いた。途中でも、目ぼしい道人(どうじん)修験者(しゅげんしゃ)の類は、剰(あま)さずその門を叩(たた)くことにしていた。
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)
「第一、魚族(ぎょぞく)が逃げるではないか」
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
イヤイヤあれは例(れい)によりて人間(にんげん)どもの勝手(かって)な仮構事(つくりごと)じゃ。乙姫様(おとひめさま)は決(けっ)して魚族(さかな)の親戚(みうち)でもなければ又(また)人魚(にんぎょ)の叔母様(おばさま)でもない……。