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『悟浄出世』
ふりがな文庫
『
悟浄出世
(
ごじょうしゅっせ
)
』
寒蝉敗柳に鳴き大火西に向かいて流るる秋のはじめになりければ心細くも三蔵は二人の弟子にいざなわれ嶮難を凌ぎ道を急ぎたもうに、たちまち前面に一条の大河あり。大波湧返りて河の広さそのいくばくという限りを知らず。岸に上りて望み見るときかたわらに一つ …
著者
中島敦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約38分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
慮
(
おもんばかり
)
渠
(
あいつ
)
首
(
かしら
)
尚
(
とうと
)
頭
(
こうべ
)
徒
(
と
)
訓
(
おしえ
)
黒瞳
(
こくとう
)
下
(
お
)
極
(
きわ
)
生
(
なま
)
画
(
か
)
癒
(
いや
)
魚族
(
いろくず
)
教訓
(
おしえ
)
位置
(
ところ
)
空
(
むな
)
優
(
すぐ
)
帰
(
き
)
己
(
おのれ
)
覚
(
さ
)
境
(
きょう
)
均衡
(
つりあい
)
謹
(
つつ
)
喰
(
た
)
転生
(
うまれかわり
)
咄
(
とつ
)
渦巻
(
うずまき
)
浄業
(
じょうごう
)
注
(
そそ
)
泥濘
(
でいねい
)
毒汁
(
どくじゅう
)
瓢
(
ふくべ
)
柄
(
がら
)
救済
(
すくい
)
揺動
(
ゆれうご
)
瞬
(
まばた
)
禍
(
わざわ
)
拝
(
はい
)
立停
(
たちど
)
憂
(
うれ
)
愚者
(
ぐしゃ
)
翳
(
かげ
)
翻
(
ひるが
)
耽
(
ふ
)
聖
(
きよ
)
能
(
あた
)
徴候
(
しるし
)
弾
(
はじ
)
臭
(
くさ
)
苛
(
さいな
)
屏
(
しりぞ
)
寿
(
じゅ
)
妖怪
(
ばけもの
)
装置
(
しかけ
)
大家
(
たいか
)
解
(
わか
)
解答
(
こたえ
)
外
(
そと
)
訓言
(
おしえ
)
謂
(
いい
)
固執
(
こしゅう
)
困憊
(
つかれ
)
因
(
もと
)
讃
(
たた
)
喰
(
くら
)
赤水
(
せきすい
)
走者
(
けもの
)
啖
(
く
)
唱
(
うた
)
唐
(
とう
)
路傍
(
ろぼう
)
哀
(
かな
)
陰翳
(
かげ
)
倣
(
なろ
)
厭
(
いと
)
味気
(
あじけ
)
餌
(
え
)
鮎子
(
ねんし
)
侘
(
わ
)
儞
(
おまえ
)
古
(
いにしえ
)
鮮
(
あざ
)
頤
(
おとがい
)
仮寝
(
かりね
)
何故
(
なにゆえ
)
降
(
くだ
)
亡
(
ほろ
)
骨髄
(
こつずい
)
碧
(
あお
)
瞳
(
ひとみ
)
瞑想
(
めいそう
)
眼差
(
まなざし
)
真人
(
しんじん
)
真砂
(
まさご
)
真経
(
しんぎょう
)
眺
(
なが
)
眼
(
め
)
眼玉
(
めだま
)
睡
(
ねむ
)