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儞
ふりがな文庫
“儞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なんじ
41.7%
おまえ
16.7%
ニイ
8.3%
い
8.3%
なんぢ
8.3%
にい
8.3%
ニ
8.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんじ
(逆引き)
頭より尾に至る長さ千余丈、
蹄
(
ひづめ
)
より背上に至る高さ八百丈。大音に呼ばわって
曰
(
いわ
)
く、
儞
(
なんじ
)
悪猴
(
わるざる
)
今我をいかんとするや。
悟浄歎異:―沙門悟浄の手記―
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
儞(なんじ)の例文をもっと
(5作品)
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おまえ
(逆引き)
きかぬ気の爺さんで、死ぬるまで
儞
(
おまえ
)
に世話はかけぬと婆さんに云い云いしたが、果して何人の
介抱
(
かいほう
)
も待たず立派に一人で往生した。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
儞(おまえ)の例文をもっと
(2作品)
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ニイ
(逆引き)
「
儞
(
ニイ
)
、殺すぞ!」
将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
儞(ニイ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
い
(逆引き)
「
儞
(
い
)
三
が作り仕へまつれる
大殿内
(
とのぬち
)
には、おれ
四
まづ入りて、その仕へまつらむとする状を明し白せ」といひて、
横刀
(
たち
)
の
手上
(
たがみ
)
握
(
とりしば
)
り
五
、
矛
(
ほこ
)
ゆけ矢刺して
六
、追ひ入るる時に
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
儞(い)の例文をもっと
(1作品)
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なんぢ
(逆引き)
儞
(
なんぢ
)
に欝懐の委曲を語りて、
修羅
(
しゆら
)
の苦因を晴るけんとぞ思ふ、と
大
(
おほ
)
ドロ/\で現はれ出た訳でも何でも無いが、一体将門は気の毒な人である。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
儞(なんぢ)の例文をもっと
(1作品)
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にい
(逆引き)
これはさもありそうな事だね。
儞
(
にい
)
と声に力を入れて呼んで見たが、ただ慄えているばかりだ。小川君は炕の上へ飛び上がった。
鼠坂
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
儞(にい)の例文をもっと
(1作品)
見る
ニ
(逆引き)
「
呀怎麽着了
(
ヤソンモチョラ
)
、
儞
(
ニ
)
!(おい、どうしていたい。……)」
武装せる市街
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
儞(ニ)の例文をもっと
(1作品)
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儞
部首:⼈
16画
“儞”を含む語句
儞的
儞看見麽
儞記得麽
怛儞也陀唵素噌閉
“儞”のふりがなが多い著者
太安万侶
稗田阿礼
中島敦
徳冨蘆花
南方熊楠
黒島伝治
幸田露伴
和辻哲郎
森鴎外
芥川竜之介