“手上”の読み方と例文
読み方割合
たがみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其時迸り出た血からいろいろの神が成り出ましたが、御刀みはかし手上たがみに集れる血手俣たなまたよりくき出て成りませる神の名を闇𨔆加美クラオカミノ神というとある。
二、三の山名について (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
大日下の王は大命を受けたまはずて、おのが妹や、ひとうから下席したむしろにならむといひて、大刀の手上たがみとりしば
妹が家の板戸おしひらきわが入れば太刀の手上たがみに花散りかゝる
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)