“たがみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
手上42.9%
田上42.9%
田神14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大日下の王は大命を受けたまはずて、おのが妹や、ひとうから下席したむしろにならむといひて、大刀の手上たがみとりしば
一方、範頼の軍は勢多で稲毛三郎重成しげなりの計によって、田上たがみ供御くごの瀬を渡って進撃した。
十四日、十五日も、逃げくずれる敵を追って、やなから田神たがみ田部たべ引田ひきたなどという部落部落を、残暑に乾ききっている夏草の野を、血しおで黒くするほど駈けくした。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)