“瀬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
95.7%
2.2%
せき1.1%
らい1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
疲れるにつれて、こんどはたまらなくなくなって来た。わっと泣きたいような、いきなり往来の真ン中にぶっ倒れてみたいような……。
夢鬼 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
自分が眠っている間も、あの人たちはじっと身動きもせずに立ちつづけているのだろう、と思うとたまらないなさがこみ上げて来た。
いはほくろとき松明まつまぼろしてらし、しろとき釣舟草つりぶねさうまどれた。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「十八日。晴。朝飯より出立。よう迄小坂五六あり。当駅より人車に而布袋ほてい村迄、夫より歩行、午後一時頃味野あぢの村へ著。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
そして少しかみてが、滝ともともつかない急な流れでゆきどまりとなり、その下に、大人の胸ほどの深さのひろいふちをこさえていました。
山の別荘の少年 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
ナガレ、ヨドミテフチイカリテハ沸々フツフツカカリテハタキハテハ、ミナイツ
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
曇、まだ降るだらう、彼岸入、よい雨の音。
行乞記:12 広島・尾道 (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)
やがてミシミシという音響を発して真ン中の部分がまずくずれ始め、続いて、緑色りょくしょくの鉄と、煙を吐きつつある石炭と、真鍮製附属品と、車輪と木片と長腰掛とが、奈落の底をめがけて、滝つせきのようにくだけ落ちて行った。
詩。「巻金村。離信已来濃。行行少峻峰。望原莎径坦。臨谷稲田重。五瀬雲辺嶺。七株山畔松。炊烟人語近。半睡聴村舂。」五らいはいせである。「此地遠望勢州之諸山、翠黛於雲辺」と註してある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)