“肉体”のいろいろな読み方と例文
旧字:肉體
読み方(ふりがな)割合
からだ66.7%
にくたい18.2%
おからだ3.0%
にく3.0%
カイセイ3.0%
ニクタイ3.0%
ボディ3.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“肉体”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 経済 > 経済学・経済思想28.6%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究13.6%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 民間信仰・迷信[俗信]4.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
酒といふものは、禁酒論者が言ふやうにまつたく肉体からだには良くないらしいが、その代り精神には利益ためになる事が多い。
三人は更に無意味に街を歩いて、歩き疲れて、観念あたま肉体からだも冷えきって、唯一杯の支那そばが食ひたくなった。
(新字旧仮名) / 原民喜(著)
もとより肉体にくたいはないのですから、現世げんせるような、斎戒沐浴さいかいもくよくいたしませぬ。
もちろん地上ちじょう人間にんげん肉体にくたいという厄介やっかいなものにつつまれてりますから
私のこのただれ腐った指が、あの美鳥さんの清浄無垢の肉体おからだにチョットでも触れるような事があってはならぬということを深く深く思い知りましたので、そうした私の心持を、ホンノ少しばかりでもいい、美鳥さんに理解わかって頂きたいばっかりに、このお芝居を思い付いたので御座います。
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
だがおれたちのように肉体カイセイをもってこの世界に来た者は、他の人々(死者)といっしょに暮らすわけにはいかないから、こうして別居しているが、ふたたび人間界へ戻れないから、死ぬまでこのまま暮らすよりしかたがないだろう。汝たちは、ここから急いで帰ったがいい。
肉体ニクタイ死亡シボウデアル。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
その一は肉体ボディであり、その二は知能マインドであり、その三は霊魂スピリットである。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
されば肉体ボディ知能マインド霊魂スピリット、これら三のものの自然的発達をば維持して行くがため、言い換うれば人々の天分に応じてこれら三のものをばのびるところまでのびさして行くがため、必要なだけの物資を得ておらぬ者があれば、それらの者はすべてこれを貧乏人と称すべきである。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)