“下半身”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しもはんしん80.0%
かはんしん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それ深刻しんこく印度いんど化物ばけものとはくらべものにならぬ。たとへば、ケンタウルといふ惡神あくしん下半身しもはんしんうまで、上半身かみはんしん人間にんげんである。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
岩の上に倒れてしまった「さん・せばすちあん」の下半身しもはんしん。彼の手は体を支えながら、偶然岩の上の十字架を捉える。始めは如何いかにもずと、それから又急にしっかりと。
誘惑 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
左に少年の下半身かはんしんも見える。黒猫も始めは変りはない。しかしいつか頭の上に流蘇ふさの長いトルコ帽をかぶっている。
浅草公園:或シナリオ (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)