“躰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
からだ39.6%
たい35.4%
てい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんな状態でからだがつかれていたのか、尾崎さんはもう秋になろうとしている頃、国から出て来られたお父さんと鳥取へ帰って行かれた。
落合町山川記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
もう一と押しというところでいつもたいかわす、あのみごとさはどうだ、と彼は思った。彼はよく考えてみて、それから独りで笑った。
五瓣の椿 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
親仁おやぢやぶみのらして、しよぼりとしたていで、ひよこひよことうごいてて、よたりとまつみきよりかゝつて、と其処そこつてまる。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)