“親仁”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おやじ73.4%
おやぢ23.4%
おっさま1.1%
おとっ1.1%
とっさん1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“親仁”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 戯曲3.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.4%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
親仁おやじ大いに苛立いらだって、たたいたり、ったり、馬の胴体について二三度ぐるぐると廻ったが少しも歩かぬ。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
警察に駈け込んで来た質屋の親仁おやじの禿頭は娘の顔を見ると泣いて喜んだ。手錠をかけられた男を見ると掴みかかろうとした。
黒白ストーリー (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
火鉢ひばちまへでもさぬ、ぬうとした親仁おやぢ女房にようばうはう愛嬌あいけうのある
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ところへ! とも二人ふたりつれて、車夫體しやふてい壯佼わかものにでつぷりとえた親仁おやぢ
弥次行 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
お住持はなくて、ひとりものの親仁おっさまが堂守をしていましたそうです。
親仁おとっさん、おう、親仁さん。」
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
肩まで霧に包まれたその足と、台座の間に、ちょぼりと半面を蟋蟀こおろぎのごとく覗かせて見ていた、ほこりだらけの黒服の親仁とっさんが、ひょいと出た、妙な処に。
親仁とっさんは、てくてくと歩み寄ると、閣翁父子の背後うしろへ、就中なかんずく、翁の尻へ、いきなり服の尻をおッつけるがごとくにして、背合せなかあわせに立った。