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雁首
ふりがな文庫
“雁首”の読み方と例文
読み方
割合
がんくび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がんくび
(逆引き)
萬一小染が下手人でなかつたら、あんまり綺麗な細工ぢやねエが、たつた一つしかねエこの
雁首
(
がんくび
)
をやると言ふがいい。糞面白くもねエ
銭形平次捕物控:118 吹矢の紅
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
おまけに一人の
親仁
(
おやじ
)
なぞは、
媽々衆
(
かかしゅう
)
が
行水
(
ぎょうずい
)
の間、
引渡
(
ひきわた
)
されたものと見えて、
小児
(
こども
)
を一人
胡坐
(
あぐら
)
の上へ抱いて、
雁首
(
がんくび
)
を
俯向
(
うつむ
)
けに
銜
(
くわ
)
え
煙管
(
ぎせる
)
。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と、
禁厭
(
まじない
)
をいいながら、馬春堂の吹いてころがした
吸殻
(
すいがら
)
の火玉を、煙管の先で追いかけたが、
雁首
(
がんくび
)
でおさえるとジーッといったので
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雁首(がんくび)の例文をもっと
(85作品)
見る
雁
漢検準1級
部首:⾫
12画
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
“雁首”の類義語
頭
先端
“雁”で始まる語句
雁
雁来紅
雁字
雁木
雁皮紙
雁皮
雁行
雁金
雁鍋
雁坂
“雁首”のふりがなが多い著者
長谷川伸
木下尚江
林不忘
三上於菟吉
中里介山
徳冨蘆花
夏目漱石
佐々木邦
三遊亭円朝
樋口一葉