“雁”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かり55.1%
がん42.3%
かりがね2.0%
がり0.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“雁”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 詩歌(児童)4.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.2%
文学 > 日本文学 > 詩歌2.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
秋風あきかぜ大和やまとゆるかりがねはいやとほざかるくもがくりつつ 〔巻十・二一二八〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
開府以来かいふいらい江戸えどがもつほこりの一つであったが、わけてもかりおとずれをつまでの
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
迷亭が来たから、迷亭にがんが食いたい、雁鍋がんなべへ行ってあつらえて来いと云うと、かぶこうもの
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
……しばらくあって、一つ「とうふイ、生揚なまあげがんもどき」……売声をあげて、すぐに引込ひっこはずである。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
……ばかりじゃ無い、……かりがねつばめきかえり、軒なり、空なり、行交ゆきかう目を、ちょっとは紛らす事もあろうと、昼間は白髪の仮髪かつらかむる。
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
――迦陵〓伽かりょうびんがれ馴れし、声今更にわずかなる、かりがねの帰り行く。天路あまじを聞けばなつかしや、千鳥かもめの沖つ波、行くか帰るか、春風の――
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
おめえも俺も、いわば群れからはぐれた迷いがりだ。……行かないか。……行ってみないか。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)