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雁行
ふりがな文庫
“雁行”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
がんこう
89.5%
がんかう
10.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がんこう
(逆引き)
それで扇の動き方でその日の暑さを知ったというのは、
雁行
(
がんこう
)
の乱るるを見て伏兵を知った名将と同等以上であるのかもしれない。
さまよえるユダヤ人の手記より
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
或る程度の期待が
繋
(
つな
)
げられるようになったが、是と
雁行
(
がんこう
)
しまた互いに利用し得べき文化史の方面では、まだ疑問の形すらも
具
(
そな
)
わっていない。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
雁行(がんこう)の例文をもっと
(17作品)
見る
がんかう
(逆引き)
怪
(
あやし
)
の
船
(
ふね
)
は
遂
(
つひ
)
に
我
(
わ
)
が
弦月丸
(
げんげつまる
)
と
雁行
(
がんかう
)
になつた。
船橋
(
せんけう
)
の
船長
(
せんちやう
)
は
右顧左顧
(
うこさこ
)
、
頻
(
しき
)
りに
心安
(
こゝろやす
)
からず
見
(
み
)
えた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
眠る時は人に
遠
(
とほ
)
き処にて
集
(
あつま
)
り眠る、此時は首をあげて四方を見てゐる雁二羽あり、人これを
番鳥
(
ばんどり
)
といふ。
求食
(
あさる
)
にもしか也。
飛
(
とぶ
)
に
列
(
れつ
)
をなすは
雁行
(
がんかう
)
とて
兵書
(
へいしよ
)
にもいへり、人のしる処也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
雁行(がんかう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“雁行”の意味
《名詞》
雁が行列を作って空を飛ぶこと。また、そのようなさま。
斜めに列を作って行くこと。
(出典:Wiktionary)
雁
漢検準1級
部首:⾫
12画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“雁行”で始まる語句
雁行形
検索の候補
雁行形
行雁
行燕帰雁
数行過雁月三更
“雁行”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
徳富蘇峰
山東京山
押川春浪
林不忘
中里介山
江戸川乱歩
柳田国男
海野十三
国枝史郎