“心安”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こゝろやす66.7%
こころやす22.2%
うらやす7.4%
こヽろやす3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほんに兩爲りやうだめ御座ござんすほどにと戯言じようだんまじり何時いつとなく心安こゝろやすく、おきやうさんおきやうさんとて入浸いりびたるを職人しよくにんども挑發からかひては帶屋おびや大將たいしやうのあちらこちら
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
いつ呼んでも来て呉れる心安こころやすい、明けっぱなしで居られる友達の有難味ありがたみを、はなれるとしみじみとかんじる。
秋風 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
心安うらやすの日にはありきと
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
流石さすがのおけるお他人たにんにはすこ大人をとならしくおあそばせど、お心安こヽろやすだてのわがまヽか、あま氣味ぎみであのとほりの御遠慮ごゑんりよなさ
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)