“閑古鳥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんこどり90.0%
かっこう5.0%
かんことり5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつをも裏長屋まで行渡つて、時鳥ほとゝぎすも珍らしくはなく、兩國橋を渡つて、大川の上手へ出ると、閑古鳥かんこどり行々子よしきりも鳴いてゐた時代です。
「その頃、山の麓に行っていると、夜は寝られないほど、騒がしいですよ。いろんな鳥が一時に鳴き出すもので……それに私の国では昼間鳴く鳥は少ないのですから。時鳥ほととぎすだとか、閑古鳥かっこうだとか、それからまだいろいろあります。」
北国の人 (新字新仮名) / 水野葉舟(著)
これは日本橋油町の鉾出車ほこだしにあったもので、神田田町の「猿」、京橋の「閑古鳥かんことり」と並んで、有名な日本橋の「竜神りゅうじん」とは違うが維新の時国外へ流れ出てしまった、この有名な蘭陵王の面は