“雉”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きじ83.6%
きぎす6.0%
きぎし1.5%
きざし1.5%
きぢ1.5%
1.5%
1.5%
キギシ1.5%
キヾシ1.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“雉”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]13.8%
文学 > 日本文学 > 戯曲2.0%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ふかいひのきの沢には、まだ谷の雪が残っている。その渓谷へ向ってお通は、檜林の急な傾斜を、きじみたいに逃げ下りていた。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ざまあ見やがれ。きじも鳴かずば撃たれめえ。腕を一本放しちまえば、あとは出血多量で極楽へ急行だよ。じゃあ刑事さん、あばよ」
隠口こもりく泊瀬はつせの国に、さよばひにが来ればたなぐもり雪は降り来ぬ、さぐもり雨は降り来ぬ、つ鳥、きぎすはとよむ、家つ鳥、かひも鳴く。
浮標 (新字旧仮名) / 三好十郎(著)
わが山の霞のおくに分け入ればあさるきぎすも山鳥も鳴く
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
あしひきの八峰やつをきぎしなきとよむ朝けの霞見ればかなしも 〔巻十九・四一四九〕 大伴家持
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
大伴家持作、暁に鳴くきぎしを聞く歌、という題詞がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
武蔵野むさしぬ小岫をぐききざしわかにしよひよりろにはなふよ 〔巻十四・三三七五〕 東歌
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
野兎の子ときぢの子と住んでる山が山火事だ
都会と田園 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
それから『綱目』に〈『主物簿』いう孕環ようかんの兎は左腋にいだく毛に文采あり、百五十年に至りて、環脳に転ず、能く形を隠すなり、王相の『雅述』にいわく兎は潦を以て鼈とり鼈は旱を以て兎と為る、熒惑けいわく明らかならざればすなわち兎を生む〉とあやしい説を引き居る。
木はあしが風に靡くやうにぎ倒され、人は倒れる家の下に圧しつぶされないやうに気狂ひのやうに野原へ逃げようとしたが、震へる地上に足場を失つて、つまずき倒れた。
は、共に「ぎ」にあたる文字であるが、それが二類にわかれて、「キギシ」「我妹ワギモ」「ツルギ」「シギ」「陽火カギロヒ」「漕ぎ」「ぎ」「継ぎ」「仰ぎ」などの「ぎ」には(甲)類に属する文字を用い
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
つ鳥キヾシはとよみ、家つ鳥カケも鳴き、さ夜は明け此夜は明けぬ。
鶏鳴と神楽と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)