“きぎし”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キギシ
語句割合
雉子60.0%
20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春の陽を豊かに浴びてさつ鳥雉子きぎしもはら砂浴びてゐる
河馬 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
大伴家持作、暁に鳴くきぎしを聞く歌、という題詞がある。山が幾重にもたたまっている、その山中の暁にきじが鳴きひびく、そして暁の霧がまだ一面に立ちめて居る。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
あしひきの八峰やつをきぎしなきとよむ朝けの霞見ればかなしも 〔巻十九・四一四九〕 大伴家持
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
内乱のきぎしがあるの、民心が危険だのと。