“きじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雉子35.6%
生地20.9%
20.9%
木地8.9%
記事5.5%
素地2.7%
奇事1.0%
亀茲0.3%
喜時0.3%
喜路0.3%
布地0.3%
本質0.3%
紀路0.3%
素樸0.3%
肌地0.3%
肌質0.3%
胎土0.3%
詭辞0.3%
0.3%
黄染0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
餅菓子店にツンとましてる婦人なり。生娘いてか雉子で、ケンもほろゝの無愛嬌者其癖いから不思議だとさ。
神楽坂七不思議 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
生地の芙蓉も美しかったけれど、全身に毒々しく化粧をした芙蓉は、一層生前のその人にふさわしくて、云い難き魅力を備えていた。
(新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
しかしもう梢から梢へくぐり抜ける小鳥たちの影には春らしい敏捷さが見られた。暮方になると、近くの林のなかでがよくいた。
菜穂子 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
これは彩色なしではあるが、木地のままでも、その物質そのままを感じ、また色彩をも感ずるように非常に苦心をしてったのであった。
は、めずらしい写真見入ったり、またいてあるおもしろそうな記事に、われて、いろいろの空想にふけるであろうとったのでした。
波荒くとも (新字新仮名) / 小川未明(著)
それに有利なことにはほとんど一村ってこの仕事をする。あるものは素地を、ある者は轆轤を、ある者は塗を背負う。こんな事情のいいことはない。
陸中雑記 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
雪の奇状奇事大概は初編にせり。軼事を以此二編にす。に初編にたるも事のなるは不舎してす。刊本流伝きものゆゑ、初編をざるにするのあり。
そして喜多村翁の所説は、獅子舞は西域の亀茲国の舞楽が、支那の文化とともに、我国に渡来したのであると云う、純乎たる輸入説である。
獅子舞雑考 (新字新仮名) / 中山太郎(著)
だから貧時にはせられ、富時にはに縛せられ、憂時にはに縛せられ、喜時にはに縛せられるのさ。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
当人もいよ/\乗気になって、浜町の家元から清元喜路太夫という名前まで貰うことになってしまいました。
三浦老人昔話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
頭こそまで禿げて居りませんが、五十五六年配で、山羊髭で、一番贅沢布地を一番無恰好に裁ったといったような、ダブダブの背広に、風呂敷ほどある大きなネクタイ
古銭の謎 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
びんに、当代の名匠が本質へ、肉筆で葉を黒漆一面に、の一輪椿のをさしたのが、したたるばかり色に立って、かえって打仰いだ按摩の化ものの真向に、一太刀、血を浴びせた趣があった。
怨霊借用 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
他人のいうことをまことしくおぼして、に遠ざけ給わんには、恨みいん、紀路の山々さばかり高くとも、君が血をもて峰より谷にぎくださん」
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
一つはお浪の心安立からでもあろうが、やはりまだ大人びぬ田舎娘の素樸なところからであろう。
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
だが若い妹達に、まだ男の愛を肌地のよしあしで品さだめしない娘たちに、はたしてじぶんの夫の愛情のようなものが判るかしらん。牛乳の味が判るかしらん。
百喩経 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
復一はボートの中へ仰向けにそべった。空の肌質はいつの間にか夕日の余燼ましていた銅鉄色にえかかっていた。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
胎土が釉藥に親和しなかつたり、火度が適度でなかつたり、窯中に於て器の置き場所が惡かつたりすると、釉と土とが相反撥したり、はぢけたり、釉が剥落したり、完全な釉の發色がない。
やきもの読本 (旧字旧仮名) / 小野賢一郎(著)
ただもう聖賢の言葉ばかりを暗誦させられて育って来たが、この東洋の誇りの所謂「古人の言」は、既に社交の詭辞に堕し、憎むべき偽善と愚かな迷信とのみを醞醸させて
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
譬えば鍍金せるものの角々に真のるるが如しなどおもう折しも、按摩取りの老いたるが入り来りたり。
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
万葉集に『沖つ国知らさむ君が黄染めの棺神の海門渡る』
本朝変態葬礼史 (新字新仮名) / 中山太郎(著)