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素地
ふりがな文庫
“素地”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
したじ
34.5%
きじ
27.6%
そじ
20.7%
きぢ
10.3%
そち
3.4%
しらき
3.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したじ
(逆引き)
彼の熱意が孫権をして
翻然
(
ほんぜん
)
と心機一転させたものか、或いはすでに孫権の腹中に、魏を見捨てる
素地
(
したじ
)
ができていたに依るものであろうか。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
素地(したじ)の例文をもっと
(10作品)
見る
きじ
(逆引き)
顔や肌の
素地
(
きじ
)
は
天性
(
うまれつき
)
だから、どんなに磨いたところで、しれていますが、しかし心の化粧は、すればするほど美しくなるのです。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
素地(きじ)の例文をもっと
(8作品)
見る
そじ
(逆引き)
陶戸
(
すえど
)
の中の久米一は、
素地
(
そじ
)
を寄せて一心不乱に
箆
(
へら
)
をとった。ミリ、ミリ、彼の骨が鳴って、
箆
(
へら
)
の先から血が
滴
(
したた
)
りはしまいかと思われる。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
素地(そじ)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
きぢ
(逆引き)
そこで
素地
(
きぢ
)
を洗ひ出す必要があつたのであらうが、當今の芝居で見るやうな、場違ひの、エロつぽいものも澤山あつたものと思へる。およそ、厭味なのが多かつたことであらう。
凡愚姐御考
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
素地(きぢ)の例文をもっと
(3作品)
見る
そち
(逆引き)
この残酷なレッスンによって、十歳の神童になる代りに、百代の英雄音楽家としての
素地
(
そち
)
を築き上げることが出来たのである。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
素地(そち)の例文をもっと
(1作品)
見る
しらき
(逆引き)
木も
素地
(
しらき
)
よりは黒で塗つたものが多く、一時の日本橋、柳橋、両国橋、永代橋など、皆これでないものはない。
東京の風俗
(新字旧仮名)
/
木村荘八
(著)
素地(しらき)の例文をもっと
(1作品)
見る
“素地”の意味
《名詞》
素地(そじ、そち)
(工芸)加工等する前の下地部分。
(土木、建築)開発行為をする前の素材となる土地。
(出典:Wiktionary)
素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“素地”で始まる語句
素地蝋磨
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ニコライ・ゴーゴリ
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