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素地
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きぢ
ふりがな文庫
“
素地
(
きぢ
)” の例文
そこで
素地
(
きぢ
)
を洗ひ出す必要があつたのであらうが、當今の芝居で見るやうな、場違ひの、エロつぽいものも澤山あつたものと思へる。およそ、厭味なのが多かつたことであらう。
凡愚姐御考
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
村とはいふものの、途方もなく惨めな部落だつたので!
素地
(
きぢ
)
のままで何も塗つてない丸太小屋が十軒ほど、そこここと原つぱのまんなかに剥き出しに突つ立つてゐたきりぢや。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:04 イワン・クパーラの前夜
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
「いゝや、あの子は産れ落ちるとから色が黒かつたい。あれを見さんせ、
頸
(
くび
)
のまはりと来ちや、まるきり墨を流したやうなもん。日に焼けたんでも、
垢
(
あか
)
でもなうて、
素地
(
きぢ
)
から黒いんや」
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
“素地”の意味
《名詞》
素地(そじ、そち)
(工芸)加工等する前の下地部分。
(土木、建築)開発行為をする前の素材となる土地。
(出典:Wiktionary)
素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“素地”で始まる語句
素地蝋磨