“そじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ソジ
語句割合
措辞38.1%
素地28.6%
楚辞28.6%
曽地4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実に巧妙な措辞そじであると思う。この知事のような為政者は今でも捜せばいくらでも見つかりそうな気がするのである。
藤棚の陰から (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
後に鈴木君が、社会党随一の財政経済通になったのも、四十年前のこの修業が素地そじになったのではあるまいか。
その他『礼記らいき』に「茝蘭ヲ佩帨はいぜいス」と言い、また「諸侯ハ薫ヲ贄トシ大夫ハ蘭ヲ贄トス」と書き、『楚辞そじ』に「秋蘭(同名あり)ヲギテ以テ佩ト為ス」
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
すなわち死んでもう久しくなった後まで、姨の霊が水の中にとどまっていると考えさせられた人が多かったのであります。同じ国の曽地そじ峠というところには、またおまんが井というのがありました。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)