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冴
ふりがな文庫
“冴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さ
88.6%
さえ
5.4%
ざ
5.0%
さや
0.6%
サ
0.2%
す
0.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さ
(逆引き)
思いなしかその死んで凍えてしまった小十郎の顔はまるで生きてるときのように
冴
(
さ
)
え
冴
(
ざ
)
えして何か笑っているようにさえ見えたのだ。
なめとこ山の熊
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
冴(さ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
さえ
(逆引き)
……
蓋
(
ふた
)
は
黄金無垢
(
きんむく
)
の雲の高彫に、千羽鶴を
透彫
(
すかしぼり
)
にして、一方の波へ、毛彫の
冴
(
さえ
)
で、月の影を
颯
(
さっ
)
と映そうというのだそうですから。……
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
冴(さえ)の例文をもっと
(28作品)
見る
ざ
(逆引き)
思いなしかその死んで凍えてしまった小十郎の顔はまるで生きてるときのように
冴
(
さ
)
え
冴
(
ざ
)
えして何か笑っているようにさえ見えたのだ。
なめとこ山の熊
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
冴(ざ)の例文をもっと
(26作品)
見る
▼ すべて表示
さや
(逆引き)
その間に月が変って十月になり、長い間降りつづいた
秋霖
(
あきさめ
)
が
霽
(
は
)
れると、古都の風物は日に日に色を増して美しく
寂
(
さ
)
びてゆくのが
冴
(
さや
)
かに眼に見えた。
狂乱
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
冴(さや)の例文をもっと
(3作品)
見る
サ
(逆引き)
望
(
モチ
)
の夜の月が
冴
(
サ
)
えて居た。若人たちは、今日、郎女の織りあげた
一反
(
ヒトムラ
)
の
上帛
(
ハタ
)
を、夜の更けるのも忘れて、
見讃
(
ミハヤ
)
して居た。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
冴(サ)の例文をもっと
(1作品)
見る
す
(逆引き)
その
冴
(
す
)
みきったよく
磨
(
みが
)
かれた青ぞらで、まっ白なけむりがパッとたち、それから黄いろな長いけむりがうねうね下って来ました。それはたしかに、日本でやる下り
竜
(
りゅう
)
の
仕掛
(
しか
)
け花火です。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
冴(す)の例文をもっと
(1作品)
見る
冴
漢検準1級
部首:⼎
7画
“冴”を含む語句
冴々
冴渡
冴返
冴切
音冴
“冴”のふりがなが多い著者
泉鏡花
山本周五郎
吉川英治
夏目漱石
佐々木味津三
岡本かの子
有島武郎
幸田露伴
室生犀星
長谷川時雨