“冴”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
91.8%
さえ6.7%
さや0.7%
0.2%
0.2%
0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“冴”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語9.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.1%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そういいながらだんだん眼がえて来たと思われて、寝床の上に起き直ってむやみと長煙管ながぎせるで灰吹きを叩いていた。
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
おもふと、むらさきも、萌黄もえぎも、そでいろ𤏋ぱつえて、姿すがた其處此處そここゝ
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
まさかりおろしたごとく、やがては、巨匠きよしやう名工めいこうの、鑿鏨のみたがねさえ
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
合気の術は剣客武芸者等の我が神威を以て敵の意気をくじくので、鍛錬した我が気のさえを微妙の機によって敵に徹するのである。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
その間に月が変って十月になり、長い間降りつづいた秋霖あきさめれると、古都の風物は日に日に色を増して美しくびてゆくのがさやかに眼に見えた。
狂乱 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
さやかなる眼にキトわれを見しが、互に肩を擦合せて小走りにるよとせしに、つかつかと引返して、冷たききぬの袖もてわがうなじを抱くや否や、アと叫ぶ頬をしたたかに吸いぬ。
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
風が通ればさええ鳴らし
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
そのみきったよくみがかれた青ぞらで、まっ白なけむりがパッとたち、それから黄いろな長いけむりがうねうね下って来ました。
ビジテリアン大祭 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
モチの夜の月がえて居た。若人たちは、今日、郎女の織りあげた一反ヒトムラ上帛ハタを、夜の更けるのも忘れて、見讃ミハヤして居た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其が又、此えざえとした月夜を、ほつとりと、暖かく感じさせて居る。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)