“冴渡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さえわた66.7%
さへわた33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尤も四月十五日で青空は一点の雲もなく、月は皎々冴渡り、月の光が波に映る景色というものは実に凄いもので、に猿島烏帽子島金沢なども見えまする。
星という星の光のいかにも森然として冴渡っているのが、言知れぬさびしさを思わせる折も折、人家のうしろを走り過る電車の音と警笛の響とが烈風にかすれて、更にこの寂しさを深くさせる。
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
船尾ると、此處人影で、洗淨つて、幾分水氣びて甲板には、一段冴渡つてる。