“水氣”のいろいろな読み方と例文
新字:水気
読み方割合
すゐき71.4%
すいき14.3%
みづけ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やが船尾せんびかたると、此處こゝ人影ひとかげまれで、すで洗淨せんじようをはつて、幾分いくぶん水氣すゐきびて甲板かんぱんうへには、つきひかり一段いちだん冴渡さへわたつてる。
この土器どきなが使用しようしてゐるうちに水垢みづあかがついたり、さかなけだものあぶらがしみんだりして、そのために水氣すいきもしみさないようになりますので
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
人通りの多いところは、五六寸も積んだ雪を道の兩がはから中央にかき寄せてあるが、人の餘り通らないところの道でも、雪がさく/\して水氣みづけがないから、さう歩きにくくはない。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)