“水垢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずあか38.5%
みづあか38.5%
あか23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただに鱗ばかりではなく、尾やひれまでに微塵みじんな、水垢みずあかのようなこまかいのようなものが生え、それがふるえるということもなく、かれのからだ一面に震えていました。
寂しき魚 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
この土器どきなが使用しようしてゐるうちに水垢みづあかがついたり、さかなけだものあぶらがしみんだりして、そのために水氣すいきもしみさないようになりますので
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
水棹みずさおを取り上げて、ガバと打ってかかるのを、身を開いて、ツ、ツ、ツ、懐へ入ると見るや当身一本、船頭は苦もなく水垢あかの中にります。