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水棹
ふりがな文庫
“水棹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みさお
45.5%
みずさお
22.7%
さお
9.1%
みさを
9.1%
みづさを
9.1%
みざお
4.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みさお
(逆引き)
己
(
じぶん
)
は濡れた
枯蘆
(
かれあし
)
の中の小さな
祠
(
ほこら
)
の傍へ寝ていたが、枯蘆のさきには一
艘
(
そう
)
の小舟が着いていて、
白髪
(
しらが
)
の老人が
水棹
(
みさお
)
を張ってにゅっと立っていた。
牡蠣船
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
水棹(みさお)の例文をもっと
(10作品)
見る
みずさお
(逆引き)
水棹
(
みずさお
)
を取り上げて、ガバと打ってかかるのを、身を開いて、ツ、ツ、ツ、懐へ入ると見るや当身一本、船頭は苦もなく
水垢
(
あか
)
の中に
仰
(
の
)
け
反
(
ぞ
)
ります。
銭形平次捕物控:010 七人の花嫁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
水棹(みずさお)の例文をもっと
(5作品)
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さお
(逆引き)
そしてついに衆のいきどおりをこめた声が「わあッ」となって、
櫂
(
かい
)
、
水棹
(
さお
)
、水揚げ
鈎
(
かぎ
)
、思い思いな
得物
(
えもの
)
を押っとり、李逵へむかってかかって来た。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
水棹(さお)の例文をもっと
(2作品)
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みさを
(逆引き)
海向ひの村へ通ふ渡船は、四五人の客を乘せてゐたが、四角な荷物を脊負うた
草靴
(
わらぢ
)
脚袢
(
きやはん
)
の
商人
(
あきんど
)
が驅けて來て飛び乘ると、頬被りした船頭は
水棹
(
みさを
)
で岸を突いて船を
辷
(
すべ
)
らせた。
入江のほとり
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
水棹(みさを)の例文をもっと
(2作品)
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みづさを
(逆引き)
さういふ折に漁師が
水棹
(
みづさを
)
を貸してやらなければ、空へ帰る事が出来ないので乱暴者の雷も漁師だけには
極
(
ごく
)
素直だといふ事だ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
水棹(みづさを)の例文をもっと
(2作品)
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みざお
(逆引き)
ぼくのほうはどまん中にオダがあり、
水棹
(
みざお
)
にて探り、その近くに舟を横づけして、三人並んで釣り始める。竿は丈一と二間の二本竿の
唐辛子
(
とうがらし
)
ウキ。
江戸前の釣り
(新字新仮名)
/
三遊亭金馬
(著)
水棹(みざお)の例文をもっと
(1作品)
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水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
棹
漢検1級
部首:⽊
12画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶
検索の候補
水馴棹
水標棹
“水棹”のふりがなが多い著者
火野葦平
三遊亭金馬
長谷川伸
壺井栄
正宗白鳥
中里介山
北原白秋
三遊亭円朝
田中貢太郎
薄田泣菫