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水棹
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さお
ふりがな文庫
“
水棹
(
さお
)” の例文
そしてついに衆のいきどおりをこめた声が「わあッ」となって、
櫂
(
かい
)
、
水棹
(
さお
)
、水揚げ
鈎
(
かぎ
)
、思い思いな
得物
(
えもの
)
を押っとり、李逵へむかってかかって来た。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
暗い晩で、川の水が処々鉛色に
重
(
おも
)
光りがして見えた。石を重りにして磧へ着けてあった渡舟の傍へ往くと、常七は
踞
(
かが
)
んで重りの石を持って舟へ乗り、それから
水棹
(
さお
)
を張った。
八人みさきの話
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
それも陸上でなく、小舟に、
水棹
(
さお
)
さし、江の岸を先廻りしていたのであった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
棹
漢検1級
部首:⽊
12画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶