“水晶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すいしょう68.7%
すゐしやう22.4%
すいしよう3.0%
すいしやう1.5%
すゐしゃう1.5%
すゐしよう1.5%
ずいしょう1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうかと思うと水晶(すいしょう)のようにすみきっていて、水の底(そこ)できらきら光る小石だの、ビロードのような水草をすかして見ることができた。
私(わたし)の居(ゐ)た、草(くさ)にも、しつとりと其(そ)の靄(もや)が這(は)ふやうでしたが、袖(そで)には掛(かゝ)らず、肩(かた)にも卷(ま)かず、目(め)なんぞは水晶(すゐしやう)を透(とほ)して見(み)るやうに透明(とうめい)で。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
燧石(ひうちいし)や黒曜石(こくようせき)や、安山岩(あんざんがん)の類(るい)で造(つく)つたものが多(おほ)いのでありますが、時(とき)には水晶(すいしよう)や瑪瑙(めのう)のような綺麗(きれい)な石(いし)で造(つく)つたものもあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
お池(いけ)のきれいな藻(も)の中(なか)へ、女蛙(をんなかへる)が子(こ)をうみました。男蛙(をとこかへる)がそれをみて、俺(おれ)のかかあ は水晶(すいしやう)の玉(たま)をうんだと躍(おど)り上(あが)つて喜(よろこ)びました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
傍(わき)に誰(た)れも居(ゐ)ず、右(みぎ)の目(め)にも左(ひだり)の目(め)にもローザラインばかりを懸較(かけくら)べておゐやった時(とき)には、美(うつく)しうも見(み)えつらうが、其(その)水晶(すゐしゃう)の秤皿(はかりざら)に、今宵(こよひ)予(わし)が見(み)する或(ある)目(め)ざましい美人(びじん)を懸(か)けて、さて後(のち)に
たゞ他所(たしよ)の者は渋海川(しぶみがは)の氷見(こほりみ)とて、花見のやうに酒肴(しゆかう)をたづさへ岸(きし)に彩筵(はなござ)毛氈(まうせん)などしきてこれを見る。大小幾(いく)万の氷片(こほりのわれ)水晶(すゐしよう)の盤石(ばんじやく)のごときが、藍(あゐ)のやうなる浪に漂(たゞよ)ひながるゝは目ざましき荘観(みもの)なり。
むらさき水晶(ずいしょう)は お染(そめ)にやンべ
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)