“水晶体”の読み方と例文
読み方割合
すいしょうたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねらって突き入れるのはむずかしいようだけれども白眼の所はかたくて針が這入はいらないが黒眼は柔かい二三度突くとうま工合ぐあいにずぶと二分ほど這入ったと思ったらたちまち眼球が一面に白濁はくだくし視力が失せて行くのが分った出血も発熱もなかった痛みもほとんど感じなかったこれは水晶体すいしょうたいの組織を
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)