“白濁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はくだく50.0%
しろにご25.0%
しろにごり25.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小初がひたすら進み入ろうとするその世界は、果てしも知らぬ白濁はくだくの波の彼方かなたの渾沌未分の世界である。
渾沌未分 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
ねらって突き入れるのはむずかしいようだけれども白眼の所はかたくて針が這入はいらないが黒眼は柔かい二三度突くとうま工合ぐあいにずぶと二分ほど這入ったと思ったらたちまち眼球が一面に白濁はくだくし視力が失せて行くのが分った出血も発熱もなかった痛みもほとんど感じなかったこれは水晶体すいしょうたいの組織を
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
きよめようとすると、白濁しろにごりでぬら/\する。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
客僧等が茶を参った、じじいが汲んで来た、あれは川水。その白濁しろにごりがまだしも、と他の者はそれを用いる、がこの少年は、さきに猫の死骸の流れたのを見たために、飲まずしてこの井戸のを仰ぐ。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)