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はくだく
ふりがな文庫
“はくだく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
白濁
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白濁
(逆引き)
小初がひたすら進み入ろうとするその世界は、果てしも知らぬ
白濁
(
はくだく
)
の波の
彼方
(
かなた
)
の渾沌未分の世界である。
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
狙
(
ねら
)
って突き入れるのはむずかしいようだけれども白眼の所は
堅
(
かた
)
くて針が
這入
(
はい
)
らないが黒眼は柔かい二三度突くと
巧
(
うま
)
い
工合
(
ぐあい
)
にずぶと二分ほど這入ったと思ったらたちまち眼球が一面に
白濁
(
はくだく
)
し視力が失せて行くのが分った出血も発熱もなかった痛みもほとんど感じなかったこれは
水晶体
(
すいしょうたい
)
の組織を
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
はくだく(白濁)の例文をもっと
(2作品)
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