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『露宿』
ふりがな文庫
『
露宿
(
ろしゅく
)
』
二日の眞夜中——せめて、たゞ夜の明くるばかりをと、一時千秋の思で待つ——三日の午前三時、半ばならんとする時であつた。…… 殆ど、五分置き六分置きに搖返す地震を恐れ、また火を避け、はかなく燒出された人々などが、おもひおもひに、急難、危厄を逃げ …
著者
泉鏡太郎
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約20分(500文字/分)
朗読目安時間
約32分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
幼
(
をさない
)
男
(
なとこ
)
萎
(
なえ
)
小
(
を
)
踞
(
かゞ
)
冷
(
さま
)
悉
(
くはし
)
三歳
(
みツつ
)
喫
(
きつ
)
所業
(
なすわざ
)
頭
(
かうべ
)
八
(
はつ
)
穿
(
ばき
)
大
(
おほき
)
懸
(
がけ
)
下
(
さ
)
瓦
(
がはら
)
四歳
(
よツつ
)
折曲
(
をりまが
)
伏
(
ふせ
)
十
(
じふ
)
好
(
ずき
)
了
(
ちま
)
分
(
ふん
)
偉
(
おほい
)
一寸
(
いつすん
)
正午
(
しやうご
)
棹
(
ざを
)
千住
(
せんぢう
)
穿
(
はき
)
上
(
うへ
)
象
(
ざう
)
不可
(
いけね
)
九
(
きう
)
接吻
(
キツス
)
少女
(
せうぢよ
)
厚意
(
こゝろざし
)
清
(
すゞ
)
代
(
かは
)
焚
(
も
)
居合
(
ゐあ
)
交
(
かは
)
閉
(
しま
)
上
(
あ
)
前
(
まへ
)
幸
(
さいは
)
下
(
しも
)
如何
(
いかゞ
)
相
(
さう
)
嚴
(
おごそか
)
曲
(
ゆが
)
群集
(
ぐんしふ
)
僅
(
わづか
)
像
(
ざう
)
所
(
しよ
)
或
(
あるひ
)
苦笑
(
くせう
)
支
(
さゝ
)
紅
(
くれなゐ
)
突立
(
つツた
)
草
(
さう
)
萎
(
しを
)
方
(
はう
)
表
(
へう
)
覺
(
さま
)
日
(
じつ
)
言
(
ことば
)
眞個
(
ほんたう
)
思
(
おもひ
)
女
(
をんな
)
跳
(
をど
)
際
(
さい
)
可笑
(
をかし
)
小
(
ちひ
)
密
(
そつ
)
況
(
いはん
)
此方
(
こつち
)
少
(
すく
)
洋傘
(
パラソル
)
一幹
(
いつかん
)
家
(
いへ
)
潮
(
さ
)
響
(
ひゞき
)
火
(
か
)
一滴
(
いつてき
)
烈風
(
れつぷう
)
千秋
(
せんしう
)
難
(
なん
)
間
(
あひだ
)
閉
(
とざ
)
書籍
(
しよせき
)
唯
(
と
)
父
(
ちゝ
)
影向
(
やうがう
)
連
(
つら
)
朱
(
しゆ
)
中天
(
ちうてん
)
辿
(
たゞよ
)
通
(
とほ
)
綴
(
つゞ
)