“千住”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんじゅ74.0%
こつ11.0%
せんじゆ8.2%
せんぢゆ4.1%
せんじ1.4%
せんぢう1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五ツを過ぎたころにお由は帰って来て、千住の焼き場には棺桶が五十も六十も積んであるので、とてもすぐに焼くことは出来ない。
半七捕物帳:55 かむろ蛇 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
むかし千住で何年とかお職を張り通したという耳の遠い留守居のばァさんをつかまえて(というのは三浦は独身ものだった)
春泥 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
私はあまり知人たちを見かけない千住や三河島、あるひは尾久から板橋にかけて、都会の汚れた裾廻しを別に要事もなく仔細ありげに歩き廻つてゐた。
大凶の籤 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)
巖谷氏住所麹町元園町であつた。が麹町にも、高輪にも、千住にも、つこと多時にして、以上返電がこない。今時とは時代ふ。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
貸方からましく云われ、抵当物は取られ、お両人手振編笠で仕方がねえから、千住へまいって小商いを始めましたが、お母が長々の眼病で、とうとう眼がつぶれ、生計に困り
ると……見渡すと……東南に、品川あたりとふあたりから、千住淺草ふあたりまで、大都三面んで、一面である。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)