“せんぢう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
先住66.7%
千住33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
件(くだん)の古井戸(ふるゐど)は、先住(せんぢう)の家(いへ)の妻(つま)ものに狂(くる)ふことありて其處(そこ)に空(むな)しくなりぬとぞ。朽(く)ちたる蓋(ふた)犇々(ひし/\)として大(おほ)いなる石(いし)のおもしを置(お)いたり。
森の紫陽花 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
取出し御身分の儀(ぎ)は委細(ゐさい)是(これ)に相認め御座候と差出(さしいだ)す伊豆殿請取(うけとつ)て開き見らるゝに佐州(さしう)相川郡(あひかはごほり)尾島村(をじまむら)淨覺院(じやうかくゐん)の門前に御墨附に御短刀相添て捨(すて)是有(これあり)しを淨覺院先住(せんぢう)天道(てんだう)是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
無住(むぢう)にも爲(し)て置れず我思ふには年こそ行(ゆか)ねど寶澤は七歳の時より感應院が手元(てもと)にて修行(しゆぎやう)せし者なり殊(こと)には外の子供と違(ちが)ひ發明(はつめい)なる性質(せいしつ)にて法印(ほふいん)の眞似事(まねごと)は最早(もはや)差支(さしつかへ)なし我等始め村中が世話(せわ)してやらば相續(さうぞく)として差支(さしつか)へなし然(さ)すれば先住(せんぢう)感應院に於ても嘸(さぞ)かし草葉(くさば)の蔭(かげ)より喜び申すべし此儀如何と述(のべ)ければ名主(なぬし)どのゝ云るゝ事なり寶澤は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見(み)ると……見渡(みわた)すと……東南(とうなん)に、芝(しば)、品川(しながは)あたりと思(おも)ふあたりから、北(きた)に千住(せんぢう)淺草(あさくさ)と思(おも)ふあたりまで、此(こ)の大都(だいと)の三面(さんめん)を弧(こ)に包(つゝ)んで、一面(いちめん)の火(ひ)の天(てん)である。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)