“眞似事”の読み方と例文
新字:真似事
読み方割合
まねごと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今宵(こよひ)は舊暦(きうれき)の十三夜(や)、舊弊(きうへい)なれどお月見(つきみ)の眞似事(まねごと)に團子(いし/\)をこしらへてお月樣(つきさま)にお備(そな)へ申(まを)せし、これはお前(まへ)も好物(かうぶつ)なれば少々(せう/\)なりとも亥之助(ゐのすけ)に持(も)たせて上(あげ)やうと思(おも)ふたれど
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
驛名を書いた立札(たてふだ)の雨風に晒(さら)されて黒く汚れたのが、雜草の生えた野天(のてん)のプラツトフオームに立つてゐる眞似事(まねごと)のやうな停車場(ステーシヨン)を、汽車は一聲(せい)の汽笛(きてき)とゝもに過ぎ去つた。
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
無住(むぢう)にも爲(し)て置れず我思ふには年こそ行(ゆか)ねど寶澤は七歳の時より感應院が手元(てもと)にて修行(しゆぎやう)せし者なり殊(こと)には外の子供と違(ちが)ひ發明(はつめい)なる性質(せいしつ)にて法印(ほふいん)の眞似事(まねごと)は最早(もはや)差支(さしつかへ)なし我等始め村中が世話(せわ)してやらば相續(さうぞく)として差支(さしつか)へなし然(さ)すれば先住(せんぢう)感應院に於ても嘸(さぞ)かし草葉(くさば)の蔭(かげ)より喜び申すべし此儀如何と述(のべ)ければ名主(なぬし)どのゝ云るゝ事なり寶澤は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)