“手眞似”の読み方と例文
新字:手真似
読み方割合
てまね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ラクダルは無言(むごん)のまゝ手眞似(てまね)で其處(そこ)へ坐(すわ)らした。親父(おやぢ)は當前(あたりまへ)に坐(すわ)る、愚息(せがれ)はゴロリ臥(ね)ころんで足(あし)を蹈伸(ふみのば)す、この臥轉(ねころ)び方(かた)が第一(だいゝち)上出來(じやうでき)であつた。三人(さんにん)は其(その)まゝ一言(ひとこと)も發(はつ)しない。
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
『オヽ、濱島(はまじま)さん⁈ よく存(ぞん)じて居(をり)ますよ、雇人(やとひにん)が一千人(にん)もあつて、支店(してん)の數(かず)も十の指(ゆび)——ホー、其(その)お宅(たく)ですか、それは斯(か)う行(い)つて、あゝ行(い)つて。』と口(くち)と手眞似(てまね)で窓(まど)から首(くび)を突出(つきだ)して
と手眞似(てまね)で見(み)せた、與吉(よきち)は兩手(りやうて)を突出(つきだ)してぐつと引(ひ)いた。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)