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兩手
ふりがな文庫
“兩手”のいろいろな読み方と例文
新字:
両手
読み方
割合
りやうて
82.5%
りようて
10.0%
もろて
7.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りやうて
(逆引き)
兩手
(
りやうて
)
をわなわなふるはせて、肩で
息
(
いき
)
を切りながら、眼を、
眼球
(
がんきう
)
が
眶
(
まぶた
)
の外へ出さうになる程、見開いて、唖のやうに
執拗
(
しうね
)
く默つてゐる。
羅生門
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
兩手(りやうて)の例文をもっと
(33作品)
見る
りようて
(逆引き)
先刻
(
せんこく
)
瀧
(
たき
)
のやうに
降注
(
ふりそゝ
)
いだ
雨水
(
あめみづ
)
は、
艇底
(
ていてい
)
に
一面
(
いちめん
)
に
溜
(
たま
)
つて
居
(
を
)
る、
隨分
(
ずいぶん
)
生温
(
なまぬる
)
い、
厭
(
いや
)
な
味
(
あぢ
)
だが、
其樣事
(
そんなこと
)
は云つて
居
(
を
)
られぬ。
兩手
(
りようて
)
に
掬
(
すく
)
つて、
牛
(
うし
)
のやうに
飮
(
の
)
んだ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
兩手(りようて)の例文をもっと
(4作品)
見る
もろて
(逆引き)
われは血の胸に迫るを覺えて、
兩手
(
もろて
)
は力なく膝の上に垂れたり。泣かば心鎭まるべけれども涙出でず、祈らば力着くべけれども
語
(
ことば
)
出でず。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
兩手(もろて)の例文をもっと
(3作品)
見る
兩
部首:⼊
8画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“兩”で始まる語句
兩方
兩
兩親
兩人
兩側
兩眼
兩端
兩足
兩掛
兩袖
検索の候補
其兩手
“兩手”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
樋口一葉
押川春浪
横瀬夜雨
アリギエリ・ダンテ
泉鏡花
江見水蔭
作者不詳
南部修太郎
アントン・チェーホフ