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眶
ふりがな文庫
“眶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まぶた
76.0%
まぶち
12.0%
マブタ
8.0%
ふち
2.0%
まぶし
2.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まぶた
(逆引き)
兩手
(
りやうて
)
をわなわなふるはせて、肩で
息
(
いき
)
を切りながら、眼を、
眼球
(
がんきう
)
が
眶
(
まぶた
)
の外へ出さうになる程、見開いて、唖のやうに
執拗
(
しうね
)
く默つてゐる。
羅生門
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
眶(まぶた)の例文をもっと
(38作品)
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まぶち
(逆引き)
「どこから。」といって勇美子は嬉しそうな、そして
頭
(
つむり
)
を下げていたせいであろう、
耳朶
(
みみもと
)
に少し汗が
染
(
にじ
)
んで、
眶
(
まぶち
)
の染まった顔を上げた。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
眶(まぶち)の例文をもっと
(6作品)
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マブタ
(逆引き)
半世紀を経た位の木ぶりが、一様に
揃
(
ソロ
)
つて見える。月の光りも薄い
木陰
(
コカゲ
)
全体が、勾配を背負つて造られた円塚であつた。月は、瞬きもせずに照し、山々は、深く
眶
(
マブタ
)
を閉ぢてゐる。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
眶(マブタ)の例文をもっと
(4作品)
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ふち
(逆引き)
目の
眶
(
ふち
)
も赤らむまで、ほかほかとしたと云う。で、自分にも取れば、あの児にも取らせて、そして言う事が妙ではないか。
朱日記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
眶(ふち)の例文をもっと
(1作品)
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まぶし
(逆引き)
眶
(
まぶし
)
たゆげにまたたきつ
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
眶(まぶし)の例文をもっと
(1作品)
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眶
部首:⽬
11画
“眶”を含む語句
眼眶
眶毛
腫眶
御眶
目眶
眶越
“眶”のふりがなが多い著者
魯迅
二葉亭四迷
北原白秋
ライネル・マリア・リルケ
エドガー・アラン・ポー
樋口一葉
芥川竜之介
大倉燁子
折口信夫
ハンス・クリスチャン・アンデルセン