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兩方
読み方 | 割合 |
りやうはう | 77.8% |
りようほう | 8.3% |
りやうほう | 5.6% |
りゃうはう | 2.8% |
ふたかた | 2.8% |
りょうはう | 2.8% |
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ついて
話しがある。(
猿どのの
夜寒訪ひゆく
兎かな)で、
水上さんも、
私も、
場所はちがふが、
兩方とも
交代夜番のせこに
出てゐる。
前に
内外の
火山を
巡見した
場合の
記事を
掲げて
置いたが、
諸君若し
兩方を
比較せられたならば、
國内の
火山作用は
概して
穩かであつて
薄い頭髪、然うとは見えぬやうにきように
櫛卷にして、
兩方の
顳顬に
即効紙を張ツてゐた。
白粉燒で
何方かといふと色は
淺黒い方だが、鼻でも口でも
尋常にきりツと締ツてゐる。
かけて
見つ
又ときつ
思案にもつるゝ
撚糸の
八重が
歎きは
又異なり
茂る
若葉の
妨げと
仰せられしは
我が
事ならずや
闇き
迷ひと
歎じ
給へど
夫れ
悟りたればこその
御取持ちなれ
思ひ
合ふ
中のお
兩方に
我が
生涯の
望みも
頼みも
御讓り申して
思ひ
置くこと
些少なきを
マーキュ おい、ベンヺーリオー、
何處ぞ
家の
中へ
伴れて
行ってくれ、
速うせぬと
氣絶しさうぢゃ。
畜生、
兩方の
奴等! とう/\
俺を
蛆蟲の
餌食にしてしまひをった。
參った、しっかり
參った。