“鼷鼠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はつかねずみ60.0%
けいそ40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……畜生ちくしゃう兩方りゃうはう奴等やつらめ!……うぬ! いぬねずみ鼷鼠はつかねずみ猫股ねこまた人間にんげん引掻ひっかいてころしをる! 一二三ひふうみいけん使つか駄法螺吹家だぼらふきめ! 破落戸ごろつき
兎を野猫児とはこれを啖肉獣たる野猫の児分こぶんと見立てたのか。ただしノルウェーの兎は雪をくぐって鼷鼠はつかねずみを追い食う(一八七六年版サウシ『随得手録コンモンプレース・ブック』三)
垣の上に髑髏どくろありて、一鼷鼠けいそ、一蚯蚓みゝず、一木蝱きあぶこれに集り、石面には「エツト、エゴオ、イン、アルカヂア」と云ふ四つの拉甸ラテン語を書したり。われ。
『類函』に引いた『雲南志』に、広南の儂人、飲食美味なし、常に鼷鼠けいその塩漬けを食うとあり。明の李時珍が、嶺南の人は、鼠を食えどその名を忌んで家鹿と謂うと言った。