“けいそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
荊楚50.0%
鼷鼠50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
荊楚けいそ歳時記 啓蒙雑記 啓蒙随録 芸林蒙求もうぎゅう 決疑弁蒙 現世利益弁げんぜりやくべん 顯密威儀便覧
妖怪学講義:02 緒言 (新字新仮名) / 井上円了(著)
臣が辺境に養うところの兵は皆荊楚けいその一騎当千の勇士なれば、願わくは彼らの一隊を率いて討ってで、側面から匈奴の軍を牽制けんせいしたいという陵の嘆願には、武帝もうなずくところがあった。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
垣の上に髑髏どくろありて、一鼷鼠けいそ、一蚯蚓みゝず、一木蝱きあぶこれに集り、石面には「エツト、エゴオ、イン、アルカヂア」と云ふ四つの拉甸ラテン語を書したり。われ。
『類函』に引いた『雲南志』に、広南の儂人、飲食美味なし、常に鼷鼠けいその塩漬けを食うとあり。明の李時珍が、嶺南の人は、鼠を食えどその名を忌んで家鹿と謂うと言った。