“蚯蚓”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
みみず74.0%
みゝず19.5%
みみづ1.9%
きゅういん1.3%
きういん0.6%
み〓ず0.6%
みヽず0.6%
めめず0.6%
めゝず0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蚯蚓”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]20.7%
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 釣魚 遊猟9.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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その意志のある処を知るにくるしむ、などと、※紅をさして、蚯蚓みみずまでも突附けて、意見? を問われるには恐れている。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一七七一年パリ板ターパンの『暹羅シャム史』にいわく、竹鼠は上饌なり、常鼠に似て尾赤く、毛なく、蚯蚓みみずのごとし。
學士は、生物……と謂ツても、上は人間から下は蚯蚓みゝずの類まで、すべての動物に多大の興味を持ツて研究してゐる。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
それが或は蚯蚓みゝずのやうに、蠕動ぜんどうしてゐるかと思ふと、或は守宮やもりのやうに、少しづゝ居ざつてゐるやうでもある。
酒虫 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
蚯蚓みみづは唄を うたつてゐた
沙上の夢 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
あはれ蚯蚓みみづとあざけれど
枯草 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
「あてか、さよか、よろしい。」と、自称美術家のパトロン、M老人、つるりとつばきに筆のさき、薄墨で蚯蚓きゅういん流。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
「なに妙な事があるものか。名目読みょうもくよみと云って昔からある事さ。蚯蚓きゅういん和名わみょうでみみずと云う。あれは目見ずの名目よみで。蝦蟆がまの事をかいると云うのと同じ事さ」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
川に魚なく、堤の竹藪枯れて、春鶯また巣くはず、夏の夕、蚯蚓きういんの歌ふ声絶えて、小児の蛇を知らざる者あり。
鉱毒飛沫 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
いわしあたま信心しん/″\するお怜悧りこうれんよ、くものぼるをねが蚯蚓み〓ずともがら
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
で、蚯蚓みヽずが土を出て炎天の砂の上をのさばる様に、かんかんと日の照るなかあるいてづぶ濡れに冷え切つた身体からだなり心なりをかせ度く成つたので
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
蚯蚓めめずほどの守宮の子が梁のおもて一杯に目白おしになって動きまわるンで、ちょうど梁ぜんたいが揺れているよう。……なにをしているんだと思ってよく見てみますと、そこに釘づけになってるのはたぶんそいつの親なんでしょう、そのおびただしい子守宮が、てんでにありまきの子や蛆をせっせと運んでくる。
顎十郎捕物帳:24 蠑螈 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「結構な御時世さ。御用聞が晝近く起出して、蟻や蚯蚓めゝずと話をして居るんだもの」