“蚯蚓”の読み方と用例
読み方(ふりがな)割合
みみず76.3%
みゝず19.1%
きゅういん1.5%
みみづ1.5%
きういん0.8%
(その他)0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蚯蚓”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]13.8%
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 釣魚 遊猟9.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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上気して耳朶を真赤にし「こめかみ」に蚯蚓みみずの様な静脈を表わしてお金は、自分でも制御する事の出来ない様な勢で親子を攻撃した。
〔出典〕栄蔵の死(新字新仮名)/宮本百合子(著)
梅雨の、わが庭に蚯蚓みみずが這いだしてきた。一匹は南に向かい、一匹は西に行く。一体、蚯蚓はどこを目当てに這って行くのであろう。
〔出典〕ミミズ酒と美女(新字新仮名)/佐藤垢石(著)
こう云う間も蝋の流れは遠慮なくだら/\と蚯蚓みゝずの這うように額から睫毛へ伝わって来るので、再び仙吉は眼をつぶって固くなった。
〔出典〕少年(新字新仮名)/谷崎潤一郎(著)
學士は、生物……と謂ツても、上は人間から下は蚯蚓みゝずの類まで、すべての動物に多大の興味を持ツて研究してゐる。
〔出典〕解剖室(旧字旧仮名)/三島霜川(著)
「あてか、さよか、よろしい。」と、自称美術家のパトロン、M老人、つるりとつばきに筆のさき、薄墨で蚯蚓きゅういん流。
〔出典〕フレップ・トリップ(新字新仮名)/北原白秋(著)
「なに妙な事があるものか。名目読みょうもくよみと云って昔からある事さ。蚯蚓きゅういん和名わみょうでみみずと云う。あれは目見ずの名目よみで。蝦蟆がまの事をかいると云うのと同じ事さ」
〔出典〕吾輩は猫である(新字新仮名)/夏目漱石(著)
蚯蚓みみづは唄を うたつてゐた
〔出典〕沙上の夢(新字旧仮名)/野口雨情(著)
あはれ蚯蚓みみづとあざけれど
〔出典〕枯草(新字旧仮名)/野口雨情(著)
川に魚なく、堤の竹藪枯れて、春鶯また巣くはず、夏の夕、蚯蚓きういんの歌ふ声絶えて、小児の蛇を知らざる者あり。
〔出典〕鉱毒飛沫(新字旧仮名)/木下尚江(著)
「結構な御時世さ。御用聞が晝近く起出して、蟻や蚯蚓めゝずと話をして居るんだもの」
〔出典〕銭形平次捕物控:072 買つた遺書(旧字旧仮名)/野村胡堂(著)