“みみず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蚯蚓99.3%
0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
死んだあゆを焼くとピンとそりかえったり動いたりする……、うなぎを焼くとぎくぎく動く、蚯蚓みみずを寸断すると、部分部分になって動く……。
首を失った蜻蛉 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
妹分のお駒に懸想けそうして、蚯蚓みみずののたくったような手紙を書いて、人の悪いお駒に翻弄されていたことが判ったくらいのものでした。
或るものは爪でひっかかれたみみずばれをながめながら、味もそっけもない様に、ボソボソと食べ始めた。
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)