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懸想
ふりがな文庫
“懸想”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けそう
71.2%
けさう
28.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けそう
(逆引き)
色若衆といっても、これほどのみずみずしい美少年はまたとあるまじと思われるほどのヤマサンに
懸想
(
けそう
)
されて、私は困却しきっていた。
死と影
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
妹分のお駒に
懸想
(
けそう
)
して、
蚯蚓
(
みみず
)
ののたくったような手紙を書いて、人の悪いお駒に翻弄されていたことが判ったくらいのものでした。
銭形平次捕物控:037 人形の誘惑
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
懸想(けそう)の例文をもっと
(42作品)
見る
けさう
(逆引き)
コルネエユは自分がモリエエル夫人に
懸想
(
けさう
)
して居る事に
就
(
つい
)
てモリエエルが煩問して居るのだと解釈してモリエエルの前に懺悔をする。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
跛足で
眇目
(
めつかち
)
で、自分の身體一つしか持つてないこの男が、名主の祕藏娘に
懸想
(
けさう
)
するとは、物事が少しどうかして居ります。
銭形平次捕物控:270 転婆娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
懸想(けさう)の例文をもっと
(17作品)
見る
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
想
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“懸想”で始まる語句
懸想文
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懸想文
“懸想”のふりがなが多い著者
酒井嘉七
与謝野寛
吉川英治
紫式部
夏目漱石
尾崎士郎
林不忘
与謝野晶子
三遊亭円朝
泉鏡花