“鴨”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かも93.1%
あひる2.3%
がも2.3%
カモ2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廿二日 雪雲ついに雪をかもしてちらちらと夜に入る。虚舟きょしゅうかもを風呂敷に包みて持て来る。たらいに浮かせて室内に置く。
雲の日記 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
僕「これですか? これは『方丈記はうぢやうき』ですよ。僕などよりもちよつと偉かつたかも長明ちやうめいと云ふ人の書いた本ですよ。」
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「みんな貰っておこう」妻のほうへ聞えるようにかれはそう云った、「……それから弥五、おまえ正月のかもを持って来なかったようだがどうしたのだ」
日本婦道記:尾花川 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
ひろいひろい大うねりの黒い波間には、小さなかもほどの海鴫うみしぎが揺られ揺られて浮いたり沈んだり、すべったり、落ちたりしている影も見た。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
そこへかもも鴨、断然そんな手輩てあいとは、金の切れが違う西門慶という大鴨がかかったのだから、婆としては千ざいの一ぐうだ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あとよりあひる或は雞○をいれ
あとよりあひる或は雞○をいれ
潮はようやく動いて来た。うおはまさに来らんとするのであるがいまだ来ない。川向うの蘆洲ろしゅうからバンがもが立って低く飛んだ。
蘆声 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
そして、矢唸やうなりの流れる中に立って、眠りがものように、顔へしころをかざしていた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
モモ」「イモ」「カモ」「シモ」などの「も」には「毛」を用いる
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
○オンダのカモジル
津軽地方特有の俚諺 (新字旧仮名) / 福士幸次郎(著)