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鴨緑
ふりがな文庫
“鴨緑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おうりょく
75.0%
あふりよく
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おうりょく
(逆引き)
鴨緑
(
おうりょく
)
を溶かした水は其根から根を洗って、無造作にすういと流れている。力強いうねりの外は
碌
(
ろく
)
に波も立たない。幅は狭いようでも四十間近くはあろう。
黒部川を遡る
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
鴨緑
(
おうりょく
)
を溶かした水が其下を泡立って流れて行く。両岸が露わな為に、上流に見るような凄味に乏しいのは物足らないが瀬の音は高かった。河原を上って今度はドスマという所にかかる。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
鴨緑(おうりょく)の例文をもっと
(3作品)
見る
あふりよく
(逆引き)
最も高き石壁の頂に、幼き
耶蘇
(
やそ
)
を抱ける
聖母
(
マドンナ
)
の
御像
(
みざう
)
ありて、この荒涼なる天地を眺め居給ふ。水の淺きところは、別に一種の
鴨緑
(
あふりよく
)
色をなして、一面深き淵に接し、一面は黒き泥土の島に接す。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
鴨緑(あふりよく)の例文をもっと
(1作品)
見る
鴨
漢検準1級
部首:⿃
16画
緑
常用漢字
小3
部首:⽷
14画
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