『黒部川奥の山旅』
大正四年七月二十四日午後七時三十分、汽車にて上野発。翌朝九時二十分、魚津着。少許の準備と昼食の後十一時三十分、出立。暑さ甚し。途中屡々休憩して、午後二時三十分、前平沢。此処にて人夫一人を雇い且つ米を購わんとして空しく二時間半を費やし、五時、 …
著者 | 木暮理太郎 |
ジャンル | 歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本 |
ジャンル | 芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション |
初出 | 片貝谷まで、南又を遡る、釜谷の奥、小黒部谷の入り・上(毛勝山及び猫又山)「山岳」1915(大正4)年12月 小黒部谷の入り・中(赤谷山及び赤兀白兀)、小黒部 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約2時間33分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約4時間14分(300文字/分) |