トップ
>
一簇
ふりがな文庫
“一簇”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひとむら
36.4%
ひとむれ
27.3%
いっそう
18.2%
いちぞく
9.1%
いつそう
9.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとむら
(逆引き)
小さな島の中に
一簇
(
ひとむら
)
の楼舎があった。魚はそこへ飛びおりた。侍女の一人がもうそれを見ていて大声で言った。
竹青
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
一簇(ひとむら)の例文をもっと
(4作品)
見る
ひとむれ
(逆引き)
見ると、城市の門まで、道は塵もとめず掃き清められ、たちまち、彼方から
錦幡
(
きんばん
)
五色旗をひるがえして、
一簇
(
ひとむれ
)
の人馬がすすんで来る。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一簇(ひとむれ)の例文をもっと
(3作品)
見る
いっそう
(逆引き)
彼
(
か
)
の道人の店頭にも
一簇
(
いっそう
)
の人が立っていた。白娘子はその道人だと云うことを教えられると、そのまま走って往った。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
一簇(いっそう)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
いちぞく
(逆引き)
自分は驚いて、
慌
(
あわ
)
てて、
寝衣
(
ねまき
)
の儘、前の雨戸を烈しく蹴つたが、
幸
(
さいはひ
)
にも
閾
(
しきゐ
)
の
溝
(
みぞ
)
が浅い
田舎家
(
ゐなかや
)
の戸は
忽地
(
たちまち
)
外
(
はづ
)
れて、自分は
一簇
(
いちぞく
)
の黒煙と共に
戸外
(
おもて
)
へと押し出された。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
一簇(いちぞく)の例文をもっと
(1作品)
見る
いつそう
(逆引き)
嶺
(
みね
)
あり、
天
(
てん
)
を
遮
(
さへぎ
)
り、
關
(
せき
)
あり、
地
(
ち
)
を
鎖
(
とざ
)
し、
馬
(
うま
)
前
(
すゝ
)
まず、——
馬
(
うま
)
前
(
すゝ
)
まず。——
孤影
(
こえい
)
雪
(
ゆき
)
に
碎
(
くだ
)
けて
濛々
(
もう/\
)
たる
中
(
なか
)
に、
唯
(
と
)
見
(
み
)
れば
一簇
(
いつそう
)
の
雲
(
くも
)
の
霏々
(
ひゝ
)
として
薄
(
うす
)
く
紅
(
くれなゐ
)
なるあり。
風
(
かぜ
)
に
漂
(
たゞよ
)
うて
横
(
よこ
)
ざまに
吹
(
ふ
)
き
到
(
いた
)
る。
日
(
ひ
)
は
暮
(
く
)
れぬ。
花間文字
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
一簇(いつそう)の例文をもっと
(1作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
簇
漢検1級
部首:⽵
17画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
“一簇”のふりがなが多い著者
押川春浪
吉江喬松
作者不詳
木暮理太郎
泉鏡花
田中貢太郎
吉川英治
田山花袋