“閾”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しきい77.2%
しきゐ15.3%
しきみ5.4%
シキミ1.5%
ゐき0.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“閾”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語15.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
伸太郎 ちょいと高いしきいだったが、娘のお蔭で越えさせられてしまった。俺もこれでやっぱり親爺おやじの端っくれかな。
女の一生 (新字新仮名) / 森本薫(著)
「南無三!」と、お菊は雨戸を閉じガッチリしきいをおろして置いて、今度は窃と足音を忍ばせ、丸窓のそばへ寄って行く。
赤格子九郎右衛門の娘 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
煙管きせるとりからさらつよ戸口とぐちしきゐつてにはつちとまつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
と、直人は、多少ら立つて、奥へ声をかけた。三鴨倉太は、鼻をすかすか云はせながら、しきゐの外へ手をついた。
双面神 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
薄紫の影は窓のしきみより主人が左手ゆんでに持てる「西比利亜サイベリア鉄道の現況」のページの上にちらちらおどりぬ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
我わが第二のよはひしきみにいたりて生を變ふるにおよび、彼たゞちに我をはなれ、身を他人あだしびとにゆだねぬ 一二四—一二六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
姫は、大門のシキミを越えながら、童女ワラハメ殿上テンジヤウの昔のカシコさを、追想して居たのである。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
姫は、大門のシキミを越えながら、童女殿上ワラハメテンジヤウの昔のカシコさを、追想して居たのである。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
或ものは意識ゐき下にしつけられて、ただ不安な心持だけになつてゐる。
少年の死 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)