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しきみ
ふりがな文庫
“しきみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
シキミ
語句
割合
樒
78.2%
閾
12.6%
敷満
3.4%
櫁
2.3%
梱
1.1%
色味
1.1%
莽草
1.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
樒
(逆引き)
老人は北枕に寝かされ、逆さにした
枕屏風
(
まくらびょうぶ
)
と、貧しい
樒
(
しきみ
)
の壺と、細い線香の煙にまもられていた。……お留伊は顔の布をとってみた。
鼓くらべ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
しきみ(樒)の例文をもっと
(50作品+)
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閾
(逆引き)
さてこれに
他
(
ほか
)
の凡ての願ひの集まるためには、謀りて而して
許諾
(
うけがひ
)
の
閾
(
しきみ
)
をまもるべき力自然に汝等の中に備はる 六一—六三
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
しきみ(閾)の例文をもっと
(11作品)
見る
敷満
(逆引き)
渚
(
なぎさ
)
には
敷満
(
しきみ
)
ちたが、何んにも見えない処でも、
纔
(
わずか
)
に砂を分ければ貝がある。まだこの他に、何が住んでいようも知れぬ。手の届く近い処がそうである。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しきみ(敷満)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
櫁
(逆引き)
やがて白木の机の上に、
櫁
(
しきみ
)
と線香立と白団子が並べられて、
蝋燭
(
ろうそく
)
の
灯
(
ひ
)
が弱い光を放った時、三人は始めて眠から
覚
(
さ
)
めない宵子と自分達が遠く離れてしまったという心細い感じに打たれた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
しきみ(櫁)の例文をもっと
(2作品)
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梱
(逆引き)
するとすぐに「はい。」と云う、含み声の答があって、そっと障子を開けながら、入口の
梱
(
しきみ
)
に膝をついたのは、
憐
(
しおら
)
しい十七八の娘です。
妖婆
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
梱
(
しきみ
)
越しに手をついた、やつやつしいお敏の姿が、次の間からさす電燈の光を浴びて、今でも泣いているかと思うほど、悄々とそこへ現れました。
妖婆
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
しきみ(梱)の例文をもっと
(1作品)
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色味
(逆引き)
恋愛は人生の
秘鑰
(
ひやく
)
なり、恋愛ありて後、人世あり。恋愛を
抽
(
ぬ
)
き去りたらむには人生何の
色味
(
しきみ
)
かあらむ。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
しきみ(色味)の例文をもっと
(1作品)
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莽草
(逆引き)
学名は日本産
大茴香
(
だいういきょう
)
、普通に
莽草
(
しきみ
)
又はハナシバなぞと呼ばれる
木蘭
(
もくらん
)
科の常緑小喬木の果実であってな。
とむらい機関車
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
しきみ(莽草)の例文をもっと
(1作品)
見る
“しきみ”の意味
《名詞:樒》
しきみ【樒、樒、梻】
アウストロバイレヤ目マツブサ科シキミ属に属する常緑小高木の一種。学名:Illicium anisatum。
《名詞:閾》
しきみ【閾】
内外を区画する境として門や戸口などの下に敷く横木。敷居。戸閾。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
シキミ
くく
こうり
こおり
こり
しきび
はな
しきい
しきゐ
ゐき